Phase.1  『調査』  Part3 [小説]

レリクス内

「・・・何とか倒すことが出来たか。だがなぜいきなり動き出したんだ?」


何か動き出す要因があったのか、それとも何か他の要因があったのか・・・

「それとも何か守ろうとしていたのか。」

確証はない、ただそう思っただけだけどな

俺はスヴァルタスを詳しく調べてみることに、もう動くことのないコイツはまるでガラクタように放られていた。
その中に一つだけ黒い光を放っている物を見つけた。

「これが・・・A・フォトンか。実物は初めて見るけど、気色悪い色だな。」

ひびが入ってる、あの時の音はこれだったんだ。しかしやけに大きい音が出たな。

「ん?、何か入ってるのか・・・これは、チップか?」

しかしちゃんと見れないな、仕方ない

「叩き割るか」

俺は大剣を黒い光を放つ丸い物に振り下ろした。

ブンッ!!・・・リッィィィン・・・!!

風を切り裂く音と共に甲高い音がレリクス内に響いた。

途端、A・フォトンが大量に出てきた。

「くっ・・・」

俺はあまりの勢いに顔を伏せてしまった。

勢いが収まり、そこを見てみるとガラスの破片と一緒にチップのような物を見つけた。

「やっぱりチップだったんだな、でもこの形・・・あれに似てるような気がする。」

俺はもう一つのチップを取り出した。

「やっぱり一緒だ、もしかしてこれがカギなのか・・・?だけど、どこに扉があるんだ?」

そう思った瞬間、2つのチップが光りだした。

「うわっ、なんなんだ一体。また敵が出てくるのか?」

そう思った俺は、ゲンゾウを再び構えていた。

2つのチップは一層光を増していた。

「くっ・・・」

俺はまた顔を伏せた。光が弱まり、俺は顔を伏せるのをやめ、チップがあったところを見た。

そしてそこには・・・

蒼く光る剣があった。

「なんだ、何が起きたんだ。いきなり光ったと思ったら目の前に剣があるし・・・どういうことなんだ。」

一気に次から次へと問題が出てくるな。これはあれか、依頼者の挑戦状なのか?

だったら受けて立とうじゃんか、全部解決してやんよこのやろう。

「よりあえず、この剣をどうにかしないとな。」

今は蒼く輝いてはいない、だがうっすらと蒼くオーラのようなものを出しており、威圧感を出しながらも神秘的な雰囲気を醸し出していた。

「それにしても、きれいな剣だな。傷一つないなんて、相当手入れをしているんだろうな。」

俺はそんなことを言いながら、蒼い剣を持ち上げて観察していた。
すると、剣が突然光始めた。

「おいおい・・・今度は何が起きるんだ?」

しかし剣は先ほどよりも光が弱く、目を伏せるほどではなかった。しばらくすると、光がある一定の方を指していた。

「・・・こっちに行けって事なのか?」

俺は確信もないまま光が向く方に進んでいった。

Phase.1  『調査』  Part1 [小説]

「さて・・・本部に連絡でもするか・・・」

PiPiPi・・・PiPiPi・・・

「はい、こちらグラッド6・リトルウィング本部です。」

「リトルウィング所属のバーニアです、目標のレリクスに着いたので、これからミッションを開始します。」

「分かりました、今回のミッションは不明要素が多々あります。気を付けて下さい。」

「あぁ、分かった。」

「まぁ・・・なにがあるのか知らんけど・・・受けた仕事だからな・・・・・・行くか・・・」



レリクス内・エリア3

「・・・一番奥まで来たけど・・・どこにもそれらしいのは見当たらないな・・・センサーにも反応が無いし・・・どういうことなんだ・・・?」

・・・何もない壁・・・だよな・・・・・・床は・・・ただの床だし・・・

「・・・何か仕掛けがあるのか・・・・・・じゃあ、その仕掛けはどこにあるんだ・・・?」

・・・・・・・・・

「・・・見当たらない・・・本当にどこにあるんだ・・・?」

・・・もしかして、このミッション・・・偽物・・・?だとしたら、これは嫌がらせ・・・?

・・・・・・そういえば・・・この大きい湖は一体なんのためにあるんだ・・・?

「・・・調べてもらうか・・・」

PiPiPi・・・PiPiPi・・・

「はい、こちらグラッド6・リトルウイング本部です。」

「バーニアだ、ちょっと調べてもらいたいことがあるんだけど・・・」

・・・・・・

「・・・なるほど、そのレリクスが昔何に使われていたのか調べて欲しいということですね?」

「あぁ・・・頼めるか?」

「分かりました、調べておきます。分かり次第そちらに情報を送ります。」

「分かった」

「・・・さて、この湖はなんなのか調べてみるか・・・」

ただ、結構深いみたいだな・・・・・・ん?底に何かあるみたいだな・・・

「あれは・・・チップ・・・?・・・潜ってみるか・・・」

俺は、湖の底にあるチップのような物を取りに潜ったのである。



    ========


リトルウイング内:情報部

「・・・確かに今回のレリクスは他とは少し違うみたいだね。」

彼女の名はリン

性格はクールで表情をあまり表には出さないが、意外に世話焼きである。

実はリトルウイングに情報部を作った人

「はい、元々は研究所があったみたいです。」

彼女はナッツー

リンと彼女は双子の姉妹で、ナッツーが妹である

本名は内緒、リンは知っているらしい

ナッツー曰わく「名前は大切な人にしか教えませんよ?」だそうです。

「なるほど・・・そこで対SEED用の武器や緊急ポットの開発をしていたということか・・・」

「そうですね、それに元々は対SEED用武器とは全く関係のない分野にあったみたいですからね。」

「というと・・・?」

顔をしかめながらリンが聞く。

「この研究所は、元々環境に関する研究をしていたみたいです、詳しい情報はまだわかりませんが・・・」

「ふむ、そしてSEED襲来に先立って研究から開発になったみたいかな。」

「その可能性は大ですね。」

「じゃあ、この情報を送るかな。」

「了解、送信します。」

Phase.xxx  『変わった依頼』 [小説]

・・・だれ・・・きこ・・・ますか・・・

わた・・・の・・・が・・・きこ・・・・・・だれか・・・







レリクス内部

「レリクスの再調査か・・・此処はかなり昔に閉鎖されて、立ち入り禁止区域になってるのに・・・なんでまた調査なんかしなくちゃいけないんだ・・・それに」

ミッション内容...
今回のミッションは、旧レリクスの再調査の依頼です。依頼主は不明、詳しい内容な報告されていませんが・・・とあるモノを探してきてほしいとのこと。
又、このミッションではあなたに受けてほしいという指名がされております。
今回のミッションは旧レリクス捜索ですが、不明な箇所がある様子から、深い事情があると推測されます、気をつけて下さい。

追記:そのとあるモノを見つけた場合はそちらでお任せしますとのことです。

「このいまいちよく分からないクエスト内容は仕方ないとして、とあるモノって一体なんだ・・・?そのとあるモノがどんなモノなのか教えてほしいけどな・・・」

俺の名前はバーニア、リトルウイングの社員で、契約して2年目になる。
年齢は18、種族はビースト

今回のクエストに違和感を保ちながら、クエストを遂行していくバーニア。

このクエストを受けた瞬間から・・・彼の人生を大きく左右される事になる・・・

かつて・・・彼が諦めていたモノが目覚める時・・・





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はい!というわけで、勝手に←小説を引き継がせてもらいました(笑)

初めましての方は初めまして!お久しぶりの方はお久しぶりです、アリスです♪

ちょくちょく更新するのでって言っても、しばらくは友人の小説からのコピペ&付け足しの小説の更新となりますが・・・・よろしくお願いしますね!

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